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レベル5

レベル5:

講習会概要:レベル5は講習会教育の中で6週目に当たる。IPNFAの一連の臨床講習カリキュラムの最終講習となる。レベル5は上級講習会であり、PNF技術の高度なバリエーションとそれまでの講習会の内容のうち必要な復習をより高度なレベルで行う。

講習会終了時に、受講生に期待することは:

  • 深い理解を示すことができる:PNFに関する文献、PNF理念、PNFの基本原則、PNFの基本手順とPNFテクニックの効果。
  • 歩行分析についての知識を提示できる:臨床推論、ICF,運動学習と運動制御の原則など
  • 優れたPNFの技術を実演できる:ー全てのパターンとパターンの組み合わせを中間関節のバリエーションを組み合わせて(四肢、両側性パターン、ネック、体幹、肩甲骨/骨盤を含む);全てのテクニック;歩行とその他の機能的活動;生命維持機能と顔面リハビリテーション;間接的治療の道具としての発散の適用;PNFの道具(パターン テクニック)の具体的臨床場面への適合
  • PNFによる問題解決と治療計画立案の適切な臨床適用の熟達度を示す:適切なアセスメントと治療計画立案を適切な時間内に;問題点/目標に関して重要度を判断する;ICF分類を用いてアセスメントから治療計画立案までの臨床推論を説明できる;適切な開始肢位、パターンとテクニックを選択する;患者の目標に基づいた治療を行う間ポジティブアプローチを実践する
  • PNFによる治療を実践する;活動制限と主たる機能障害に対する適切なテストを用いる;PNFによる治療展開を適合させる

講習会に先立って受講生には以下のような課題が課される:

  1. 患者の治療ビデオ撮影
  2. 症例検討
  3. PNFと臨床上の問題に関する発表(オプション)

注意:症例検討と患者の治療ビデオ撮影(事前提出課題)は受講生の最終評価に含まれる場合がある

首尾よく講習基準に合格したすべての受講生たちはインストラクターから評価表を、そして“IPNFA認定PNFセラピスト”の修了証書を受け取る。

受講資格:理学療法士、作業療法士

受講要件:レベル1から4Bまで(あるいはヴァレーホ6か月プログラムの修了)及びレベル4B/ヴァレーホインストラクターからの推薦

受講時間:最低37時間の講習

受講規則:

  1. レベル4とレベル5の最短期間は6か月とする、すなわち受講生は  レベル4(あるいは3B)修了後6か月間はレベル5を受講できな   い。
  2. 受講生は講習の4時間以上を欠席すべきでない。
  3. 受講生の評価は以下に基づいて行われる:筆記試験、10-15分の  患者デモ、そしてPNFの技術と問題解決能力に関する20分の実  技試験。受講生は合格のために全ての試験で80%取らなければな  らない。
  4. 講習基準を見事に満たしたすべての受講生はインストラクターか  ら評価表と“IPNFA認定PNFセラピスト”の修了証書を受け  取る。

参考書:インストラクターが推薦する文献リストを持っているかどうか各講習会企画運営者に問い合わせることを推奨する